こんにちは!
いつもビュティーラボをご覧いただき、
ありがとうございます。
今回、「ビュティーラボ」では、
毛穴の黒ずみが目立ったり、ファンデーションが
毛穴に落ちて毛穴が目立ってしまったりなど、
毛穴の悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
そんな毛穴の黒ずみ、開き、たるみが出来る原因と
それに対する予防や対策をご紹介したいと思います。
目次
「毛穴の役割」
そもそも、なぜ毛穴があるのか、
どのような役割を果たしているのでしょうか?
毛穴は、皮脂を出し、その皮脂で膜(皮脂膜)を
作ることで、肌のうるおいを保ち水分量を
調整する役割があるんです。
「毛穴の黒ずみ」
では、その毛穴の黒ずみはどうして
できてしまうのでしょうか?
毛穴の黒ずみは、主に「Tゾーン&小鼻」と
「ほお」で起こりやすいと思います。
Tゾーンや小鼻を中心に、毛穴が黒ずんで見える
原因のひとつとして考えられるのが
毛穴づまりなんです。
過剰な皮脂分泌やお手入れ不足などにより、
肌のターンオーバーが乱れると、
皮脂や角質がスムーズに排出されなく
なってしまうんです。
そうなると、肌に残った皮脂や角質は
産毛と混じり角栓というものになり、
毛穴をつまらせる原因になってしまします。
毛穴につまった皮脂や角栓が酸化して
毛穴がポツポツと黒くなることが、
黒ずみの正体なんです。
「毛穴の開き」
皮脂の分泌が活発なTゾーンに
起こりやすいことが特徴です。
皮脂が過剰に分泌されたり、乾燥や紫外線で
肌のキメが粗くなったりすると、
毛穴が押し広げられてしまうんです。
・肌質別にみる毛穴の開きの原因
その1:乾燥肌
お肌の水分が足りない状態が続くと、
カサカサして角質層が厚くなり、
肌表面がゴワゴワして硬くなっていきます。
さらに肌の潤いを保つバリア機能が損なわれ、
肌は砂漠のような乾燥状態になり、
肌のキメが乱れ、毛穴が目立ってくるのです。
その2:脂性肌
オイリー肌とも呼ばれる脂性肌タイプは、
生まれつき皮脂腺が大きく毛穴の開きが
目立ちやすいといわれています。
毛穴の奥の皮脂腺から排出される皮脂は、
肌の潤いをキープする大切な役割を担っていますが、
皮脂量が過剰に増えると皮脂腺の出口が
大きくなってしまうため毛穴が目立ってしまうんです。
また思春期にあたる10代は、男性ホルモンの影響から
皮脂腺の分泌が活発になりやすく、
脂性肌に傾きやすい状態にあります。
その3:敏感肌
不規則な生活やストレス、季節の変わり目などで
ホルモンバランスが崩れると、肌が敏感に傾き、
毛穴の開きが目立ってくることもあるんです。
肌が敏感になると、抵抗力が低下して
乾燥やニキビなどさまざまな症状が
起こりやすくなっていきます。
不安定な肌状態が続くことで潤いが不足すると、
毛穴の開きも目立ってきてしまうんです。
その4:ニキビ肌
皮脂腺が活発なためニキビができやすく、
脂性肌と乾燥肌の両方の症状を持ち合わせた
オイリードライ肌の中には、「大人のニキビ」に
悩む方も増えているんです。
炎症しているニキビを無理やりつぶすと
その部分の炎症が悪化し、クレーター状になって
毛穴が開いたままの状態になってしまうことも。
開いた部分に汚れや皮脂がたまると
毛穴がより目立ってしまいますね。
「毛穴のたるみ」
加齢や紫外線の影響で肌のハリが失われ、
毛穴が引っ張られて目立つようになるんです。
これは、肌のハリ不足が原因のため、
頬を持ち上げると目立たなくなることが特徴的
なんです。
「毛穴ケア」
先述した、角栓による毛穴の黒ずみを
ケアするには、適切なスキンケアで
ターンオーバーを整え、角栓を取り除くことが
大切なんです。
その1:洗顔
・洗顔料をたっぷり泡立てる
洗顔料の泡立てが不十分だと、摩擦によって
肌ダメージを受けてしまうこともあるんです。
泡立てネットなどで洗顔料をしっかり泡立てましょう。
・手が肌にふれない程度の力で泡を顔全体に
顔に泡をつけて、丁寧に洗いましょう。
Tゾーンなどの皮脂が多いところから洗い始め、
乾燥しやすい目もとや口もとは最後に軽く
丁寧になじませるのがポイントなんです。
このとき、手でゴシゴシこすらないように
気をつけてください。
手と顔の間に、泡のクッションを作り、
出来るだけ摩擦を防ぎましょう。
・よくすすぐ
肌に泡をなじませたら、ぬるま湯で
丁寧にすすいでください。
肌に泡が残ると刺激を受けてしまうんです。
また、熱いお湯で洗うと、肌を守っている
皮脂まで洗い流してしまうため、
人肌くらいのぬるま湯で洗い流しましょう。
その2:保湿ケア
洗顔後の肌は毛穴が開いて無防備な状態なんです。
化粧水で毛穴をキュッと引き締めながら、
みずみずしい潤いを与え、その後乳液やクリームで
必要な油分を補ってください。
基本の保湿ケアは、
化粧水→美容液→乳液→クリームですが、
お使いになっているブランドやアイテムによって
使用順が異なる場合があるので注意してください。
化粧水はコットン派、素手派と分かれますが、
どちらでも基本は適量を顔全体にくまなく
なじませることが重要なんです。
乳液やクリームなどの保湿化粧品を塗る時は、
顔の中心から外側へ、肌を刺激しないよう
優しくつけるのがポイントなんです。
また、肌の乾燥もターンオーバーを低下させるため、
洗顔後などはたっぷりと水分補給をするなど、
体の中からの保湿も心がけましょう。
その3:生活習慣などそれ以外のこと
ライフスタイルを見直して、根本からから
毛穴ケアを意識してはどうでしょうか?
不規則な生活、無理なダイエット、
喫煙などは、ホルモンバランスを崩してしまい、
肌状態が不安定になりやすく、毛穴の開きが
悪化する原因になるんです。
日焼けも肌のハリや弾力にダメージを与え、
毛穴のたるみを引き起こすので注意が必要なんです。
ストレスをためず、栄養をしっかり摂り、
適度な運動をプラスして、身体の根本からケアする
生活習慣を身につけてみてはどうですか?
「毛穴ケアでNGな事」
その1:強い力で角栓を押し出す
爪を立てたり器具を使ったりして、毛穴の角栓を
強く押し出すと、毛穴の周りの皮膚にダメージを
与えてしまうので絶対にやめましょう。
その2:クレンジングの時にゴシゴシこする
クレンジングの目的は、メイク汚れや顔についた
ほこりやちりなどを落とすことなんです。
毛穴につまった黒ずんだ角栓を落とそうと
クレンジングの時にゴシゴシと肌をこすると、
肌を傷つけてしまい、必要な皮脂までも
奪ってしまうため、乾燥を招いて逆効果になるんです。
その3:はがすタイプの毛穴パックをやりすぎる
毛穴パックを使うと角栓が取れてキレイに
なったようすが見られて、テンションが
上がりますよね。
でも毛穴パックはやりすぎると角栓だけでなく、
角質もはがしてしまうので、肌の負担に繋がります。
商品の使用頻度をしっかり守り、パック後には、
保湿ケアも忘れないようにしましょう。
その4:ファンデーションを厚塗りする
黒ずみを取り除くのではなく、毛穴の黒ずみを
隠そうとファンデーションを厚く塗りすぎると
皮脂崩れがしやすくなり、逆に毛穴が
目立ってしまうこともあるんです。
そういうときは、毛穴カバータイプの下地で
丁寧に整えてから、ファンデーションを
薄く塗るようにしましょう。
いかがでしたか?
毛穴のトラブルも皮膚のトラブル同様、
日頃の生活習慣も大切ですし、間違った
ケアをするとかえって傷ついてしまい、
逆効果になってしまうので、気をつけてくださいね。