こんにちは!
いつもビュティーラボをご覧いただき、
ありがとうございます。
今回、「ビュティーラボ」では、
筋肉痛って何だろう?
筋肉痛になったら効果的な
食べ物はあるのかな?
ということをご紹介したいと思います。
コロナ自粛などで運動不足を感じている方が
急に自宅で運動を・・なんて思ってやると、
翌日筋肉痛になってつらい・・
なんて経験はありませんか?
そこで、筋肉痛ってそもそも何なんだろう?
筋肉痛になったら、何を食べたら早く
回復するんだろうということを
ご紹介したいと思います!
★筋肉痛って何?
そもそも、筋肉痛は、医学的にはなぜ起こるか、
はっきりと解明されていないんですよ・・。
運動によって傷ついた筋肉の線維を修復しようとするときに
起こる痛みだと考えられています。
以前は、運動したときに生じる疲労物質の
「乳酸」の蓄積が原因だとする説もありましたが、
血液中の乳酸値は運動後すぐに低下することがわかり、
乳酸を原因とする説は矛盾があると指摘されているので、
★筋肉痛はなぜ翌日など、時間が経ってから
おこるのでしょうか?
そして何日も痛いのでしょうか?
筋肉とは、おおまかに言うと1本1本の筋繊維
というものが何万本と集まって筋肉となり、
その筋肉を筋膜というものでおおっている
というような感じです。
筋線維には痛みを感じる神経がないのです。
痛みは、運動などによって筋繊維が傷つき、
炎症がおこり、そこから発痛物質が放出され、
筋膜に届くようになって初めて痛いと感じるため、
時間差があると考えられています。
日頃からよく動かしている筋肉は、きちんと栄養をすぐに
届けられるように毛細血管というものがよく発達しています。
一方、日頃あまり使っていない筋肉には、毛細血管が
十分に発達していません。そのため、急激に日頃使わない
筋肉を動かすと、損傷した筋線維に栄養が豊富な血液成分が
行き渡るまで時間がかかり、何日か筋肉痛が治りません。
だから日頃からよく筋肉を使っている人は、毛細血管が密にあるので、
少々筋線維を痛めても修復がすぐに進む→
筋肉痛が起こりにくいのかもしれませんね。
ちなみに、「歳をとると筋肉痛が遅く出る」
と言われますが、これは医学的には根拠はありません。

★筋肉痛に効果的な食べ物
・タンパク質
筋肉の構成要素で一番重要なのがタンパク質です。
筋肉のもとになっている栄養素です。
だから、筋肉痛には筋肉をしっかり補強する
タンパク質が必要ですね。
タンパク質を多く含む食品は
乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)、
大豆製品(豆乳、豆腐、納豆など)、
肉類(牛肉、鶏肉、豚肉)、焼き海苔
などです。
※納豆などの発酵食品は熱に弱いため、
アツアツのご飯にのせると大切な成分が
死んでしまうことがありますので、
気をつけましょう!
・ビタミンB1
エネルギー代謝と疲労回復に効果があるといわれています。
ビタミンB1を多く含む食品は、
豚肉、鶏肉、レバー、カツオ節、大豆、
インゲン豆、うなぎ、たらこ、ナッツ類などです。
・ビタミンC
細胞の酸化を防ぐ、コラーゲンを作る、
鉄分の吸収を助けるなどの効果があります。
※コラーゲン
人間の体の約30%を占めているコラーゲンは、
皮膚・血管・軟骨などに存在し、細胞と細胞をつなげている
繊維状のタンパク質です。
ビタミンCを多く含む食品は
主に野菜や果物、じゃがいも、サツマイモなどに
多く含まれています。具体的には
赤・黄色ピーマン、ブロッコリー、
キウイフルーツ、菜の花、イチゴ、レモン果汁、
キャベツ、ジャガイモ、サツマイモなどです。
他にも筋肉痛に効果があるものとして
ニンニクや唐辛子に含まれるビタミンB6、
黒酢や柑橘系の果物に含まれるクエン酸、
レバー・牡蠣・大豆などに含まれる亜鉛
などの栄養があります。
いかがでしたか?
運動不足にならないようにと思ってやった
運動で、つらい思いを少しでもしないような
参考にしていただけたらと思います。