こんにちは!

いつもビュティーラボをご覧いただき、

ありがとうございます。

今回、「ビュティーラボ」では、

お薦めの日焼け止め対策の食べ物と、

よく目にする日焼け止めの

”SPF”とか”PA”って何?という疑問について

書いていこうと思います。

前回、日焼けの原因となる紫外線のUVA、UVBなど

についても記載しました。

簡単に前回のおさらいをすると、

・UVA

皮膚3層構造の2層目にある真皮(しんぴ)まで到達し、

ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを

作り出す組織に損傷を与えます。

その結果、しわ、たるみなど老化の原因になります。

・UVB

主に皮膚3層構造の一番上にある表皮を赤くさせ、炎症を起こします。

日焼けをして肌が赤くなったり、黒くなったり、肌にシミ、そばかすが

できたりする原因となります。

そこで、それらを予防する日焼け止めのSPFとPAには

大きな違いがあるのはご存じですか?

日焼け止めのSPFとPA

SPF

「炎症」「日やけ」の原因となる

UVBの防御効果を示す値

 

PA

シミ、シワ、たるみなど肌老化の原因となる

UVAの防御効果を示す値

従って、光老化の主な原因であるUVAを防ぐ

効果を表すのは、PAの表示です。

アンチエイジングに高い関心をもちながら、

いまだ7割以上の女性がSPFの値ばかりを意識し、

紫外線についての知識が不十分で、

UVAに対するケアに注意を向けていない

傾向があるみたいです。

日焼け止めは、添加物によって、紫外線を防御しますが、

添加物によってその防御の仕方にも違いがあるんです。


添加物による日焼け止めの違い

ケミカルタイプ

紫外線吸収剤を使った日焼け止めで、

文字通り、紫外線を吸収し、

熱などのエネルギーに変換することで、

紫外線の影響を防ぎます。

無色透明なので白浮きがなく、

塗り心地が滑らかです。

ただし紫外線を吸収した後に肌の上で

化学反応を起こすため、

敏感肌の方は避けたほうが良いでしょう。

ノンケミカルタイプ

紫外線散乱剤というものを使った日焼け止めは

肌の上で膜を作ることで、紫外線を跳ね返します。

肌の負担は少ないですが、粉っぽくなったり

乾燥しやすくなったりといったデメリットもあります。

最近ではケミカルタイプの日焼け止めでも

肌への負担が少ないものもあります。

またノンケミカルタイプでも白浮きしにくい

ものもあります。

SPFやPA数値が高いものほど、それぞれの

良い性質を利用して、両方配合されている

ことが多いみたいですね。

 

日焼け対策に良い食べ物

サツマイモ

さつま芋はデンプンに守られて加熱にも

耐えるビタミンCがあります。

ビタミンCは日焼けで作られるメラニンを

改善するとされています。

次にシミを改善する効果があるポリフェノールの

クロロゲン酸を含んでいます。

隼人芋やハロウィンスィートなどの色が

濃いタイプのサツマイモは

日焼け対策に効果があるベータカロチンが豊富です。

トマト

トマトの美肌効果はよくいわれることですが、

特に紫外線の予防や対策についての研究が

進められており、トマトを食べると日焼けが

3割減ると言われています。

豊富なビタミンもそうですが、特にリコピンには

紫外線で傷んだ肌のコラーゲンの生成を促進する効果や、

メラニンの前身であるチロシナーゼの行動を

抑える効果などがあります。

シワや肌の赤味を抑えるので素晴らしい効果が

期待できるんです。

大型トマトよりミニトマトの方がリコピンが多く

含まれているので良いと思います。

お茶

美容効果が高いカテキンが豊富に含まれています。

海外では化粧品に使われるほどで

紫外線ダメージを防ぎ皮膚ガンの発生を抑える

効果があるとされています。

抗炎症作用もあるので、日焼け予防だけではなく

日焼けダメージの回復効果が期待できます。

食べたり飲んだりするだけでなく洗顔などで

直接肌にあてても効果があるようです。

チョコレート

チョコレートには日焼け止め成分である

パルチミン酸が含まれるほか、

テオブロミンなど血行を良くして傷ついた肌の

回復効果がある成分などを含みます。

お茶に含まれるものとは少し違いますが、

同じく複数の美容効果を持つエピカテキンという

カテキンもあるので、美容効果が非常に高い食べ物です。

スイカ

スイカはもともと過酷な砂漠を生き抜いてきた

植物ですので、紫外線に対してかなりの

耐性をもっています。

そのため紫外線のダメージから体を守り

保湿力を高めるシトルリンを含んでおり、

野生のスイカでは砂漠で何年も変わらずに

貯蔵できるそうです。

他にもベータカロチンが豊富で、

サツマイモ同様の効果が得られるほか、

トマトと同様のリコピンも多く含まれるので

トマト同様の効果にも期待できます。

選び方としてはスイカのフラボノイドは

糖度の高さに比例するので、

甘いスイカの方が日焼け対策に最適という事になります。

以上のように、日焼け止め対策には日焼け止め

クリームやお薦めの食べ物など

いろいろな方法がありますが、紫外線は

全く悪いことばかりではなく、

人体に必要なビタミンDの合成に必要ですので、

必要以上に浴びないように

することが大切ですね。