こんにちは!
いつもビュティーラボをご覧いただき、
ありがとうございます。
今回、「ビュティーラボ」では、
肌の乾燥対策として、気をつけて欲しい
日頃の習慣対策をお伝えしていこうと思います。
目次
角質層について
まず、乾燥肌についてですが、皮膚表面の凹凸は肌の美しさを
決める要素の1つで、その決め手は“角質層”にあります。
角質層の主な働き
その1:外界から生体を守るバリア機能
その2:水分を保持し、角質層の柔軟性や潤いを
維持する保湿機能
乾燥や冷たい空気により
皮膚のターンオーバーが
乱れて早まると、
急造された未熟な角質層が
表面に出来てしまいます。
このような未熟な角質層は保湿をしたとしても
あまり水を吸うことができない、
硬くもろい皮膚になってしまうので、
皮膚表面がデコボコになり
肌のキメがなくなるだけでなく、
皮膚表面がささくれ立って
ガサガサになり、白く粉を
ふいたような状態になってしまうんです。
カラダを温める際の注意事項
その1:湿度に気をつける
ストーブや暖房の使用によってさらに
空気が乾燥します。
室内湿度が40%を下回る“低湿度”にならないよう、
自分の周辺の湿度を把握し、湿度が低ければ
オフィス用の卓上加湿器などを
使って環境を整えましょう。
湿度の目安は40〜60%です。
湿度が高すぎてもカビが発生する原因となるので、
こまめに湿度を確認する
クセをつけたほうが良いと思います。
最近ではアプリもあるようです。
その2:お風呂は40度以下で15分がおすすめ
カラダを温めるためには40℃以下のお風呂に
15分を目安に入りましょう。
寒い冬は熱いお風呂で早く温まりたいと
思いがちです。特に男性はそうだと思います。
しかし42℃以上の熱いお風呂に入ると、
正常な角質層の形成や、傷ついた角質層の
修復が阻害されてしまいます。
皮膚の保湿機能を維持・回復するためには
40℃のお湯が適切みたいです。
さらに、お風呂に入っている「時間」も大切です。
お風呂でリラックスして映画やテレビを見る人も
多いと思いますが、逆に長風呂によって
角質層のセラミドや皮脂が流出してしまい、
入浴後に乾燥しやすくなってしまいます。
その3:お風呂上がりのケアは15分以内に
入浴後のスキンケアはスピード命です。
入浴した直後は一時的に皮膚表面の角質層が
水分を含んでしっとりしていますが、
その後はすぐに乾燥するため、入浴後15分以内に
スキンケアを完了することをお勧めします。
その4:洗顔・洗体はよく泡だて優しく洗う
最近、露店で洗顔フォームを泡立て
実演している所を
見かけましたが、
そこまでは泡立てないにしても、
ボディソープや洗顔料はよく泡立てた方が
良いです。
泡立て不足の濃い泡では、
乾燥感に痒み、刺激感といった
皮膚の状態悪化に直結してしまう
可能性があるのです。
泡立てる際は泡立てネットを使ったり、
ホイップタイプのソープを使うようにしましょう。
また、体を洗う際のボディタオルの選び方も重要です。
ナイロンタオルや軽石は刺激があり、
皮膚に細かな傷をつけたり、
皮脂膜が取れすぎたり、角質をめくって
乾燥状態を強めるため使用しないでください。
皮脂の分泌は年齢とともに低下するので、
年々乾燥しやすい状態に。カラダを洗うときは手で洗う、
もしくは低刺激のコットン素材の
ボディタオルがオススメなんです。
その5:服の素材にも気を使って
綿やシルクなどの柔らかい生地の服や肌着を
着るようにしましょう。
セーターなどで使われるウール生地は暖かいですが、
ウールの太い繊維が皮膚を引っ掻いたり刺激するため
乾燥肌には良くないんです。。
そのため、綿やシルク生地などの下着、
肌着の上から着るなど、直接皮膚には
触れないようにしましょう。
ついつい気持ちいいから熱めのお風呂につかったり、
ゴシゴシこすったり、暖房には気を使っても、
湿度にまでは気を回さないなんて、ありがちですよね。
ちょっとしたことを意識してやっているだけでも、
乾燥肌対策になるので、ぜひ実践してみてください。
次回は、乾燥肌にお薦めの食べ物をお伝えしたいと
思います。