こんにちは!

いつもビュティーラボをご覧いただき、

ありがとうございます。

今回、「ビュティーラボ」では、

肌の乾燥対策として、気をつけて欲しい

日頃の習慣対策をお伝えしていこうと思います。

 

角質層について

 

まず、乾燥肌についてですが、皮膚表面の凹凸は肌の美しさを

決める要素の1つで、その決め手は“角質層”にあります。

 

角質層の主な働き

その1:外界から生体を守るバリア機能

その2:水分を保持し、角質層の柔軟性や潤いを

維持する保湿機能

という2つの重要な機能を担っています。

乾燥や冷たい空気により

皮膚のターンオーバーが

乱れて早まると、

急造された未熟な角質層が

表面に出来てしまいます。

このような未熟な角質層は保湿をしたとしても

あまり水を吸うことができない、

硬くもろい皮膚になってしまうので、

皮膚表面がデコボコになり

肌のキメがなくなるだけでなく、

皮膚表面がささくれ立って

ガサガサになり、白く粉を

ふいたような状態になってしまうんです。

 

皮脂が減少する

 

冬の低い気温と乾燥によって皮脂分泌が減ります。

 

そうすると、皮膚の水分が維持できずに乾燥がひどくなり、

 

単なる「乾燥肌」を超えた「皮脂欠乏性皮膚炎」という病気にも

 

なってしまう可能性もあるみたいです。

 

皮脂欠乏性皮膚炎は特に手や膝下に起こりやすく、痒みや痛み、

 

湿疹、時に角質層のひび割れを伴うこともあります。

 

これらを防ぐためには「保湿」と「カラダの温め方」が重要です。

 

温めることは大切ですが、温め方にも注意が必要です。

 

カラダを温める際の注意事項

 

その1:湿度に気をつける

ストーブや暖房の使用によってさらに

空気が乾燥します。

室内湿度が40%を下回る“低湿度”にならないよう、

自分の周辺の湿度を把握し、湿度が低ければ

オフィス用の卓上加湿器などを

使って環境を整えましょう。

湿度の目安は40〜60%です。

湿度が高すぎてもカビが発生する原因となるので、

こまめに湿度を確認する

クセをつけたほうが良いと思います。

最近ではアプリもあるようです。

その2:お風呂は40度以下で15分がおすすめ

カラダを温めるためには40℃以下のお風呂に

15分を目安に入りましょう。

寒い冬は熱いお風呂で早く温まりたいと

思いがちです。特に男性はそうだと思います。

しかし42℃以上の熱いお風呂に入ると、

正常な角質層の形成や、傷ついた角質層の

修復が阻害されてしまいます。

皮膚の保湿機能を維持・回復するためには

40℃のお湯が適切みたいです。

さらに、お風呂に入っている「時間」も大切です。

お風呂でリラックスして映画やテレビを見る人も

多いと思いますが、逆に長風呂によって

角質層のセラミドや皮脂が流出してしまい、

入浴後に乾燥しやすくなってしまいます。

その3:お風呂上がりのケアは15分以内に

入浴後のスキンケアはスピード命です。

入浴した直後は一時的に皮膚表面の角質層が

水分を含んでしっとりしていますが、

その後はすぐに乾燥するため、入浴後15分以内に

スキンケアを完了することをお勧めします。

その4:洗顔・洗体はよく泡だて優しく洗う

最近、露店で洗顔フォームを泡立て

実演している所を

見かけましたが、

そこまでは泡立てないにしても、

ボディソープや洗顔料はよく泡立てた方が

良いです。

泡立て不足の濃い泡では、

乾燥感に痒み、刺激感といった

皮膚の状態悪化に直結してしまう

可能性があるのです。

泡立てる際は泡立てネットを使ったり、

ホイップタイプのソープを使うようにしましょう。

また、体を洗う際のボディタオルの選び方も重要です。

ナイロンタオルや軽石は刺激があり、

皮膚に細かな傷をつけたり、

皮脂膜が取れすぎたり、角質をめくって

乾燥状態を強めるため使用しないでください。

皮脂の分泌は年齢とともに低下するので、

年々乾燥しやすい状態に。カラダを洗うときは手で洗う、

もしくは低刺激のコットン素材の

ボディタオルがオススメなんです。

その5:服の素材にも気を使って

綿やシルクなどの柔らかい生地の服や肌着を

着るようにしましょう。

セーターなどで使われるウール生地は暖かいですが、

ウールの太い繊維が皮膚を引っ掻いたり刺激するため

乾燥肌には良くないんです。。

そのため、綿やシルク生地などの下着、

肌着の上から着るなど、直接皮膚には

触れないようにしましょう。

いかがでした?

ついつい気持ちいいから熱めのお風呂につかったり、

ゴシゴシこすったり、暖房には気を使っても、

湿度にまでは気を回さないなんて、ありがちですよね。

ちょっとしたことを意識してやっているだけでも、

乾燥肌対策になるので、ぜひ実践してみてください。

次回は、乾燥肌にお薦めの食べ物をお伝えしたいと

思います。