こんにちは!

いつもビュティーラボをご覧いただき、

ありがとうございます。

今回、「ビュティーラボ」では、

酵素っていったい何だろう?

というのをご紹介したいと思います!

酵素には主に3つあります。

 

【体内で作られる酵素】

 

★その1:消化酵素
 
★その2:代謝酵素

 

【体外から食物によって摂る酵素】
 
★その3:食物酵素

 

この3つの酵素について、それぞれ

 

ご説明していこうと思います。

 

★その1:消化酵素

 

食べた物を吸収されやすい状態まで消化(分解)する

 

働きがあるものが消化酵素です。

 

口、胃、腸などに存在しています。

 

消化酵素は大きく分けると、

 

たんぱく質を分解する酵素、

 

糖質(炭水化物)を分解する酵素、

 

脂質を分解する酵素に分けられます。

 

★その2:代謝酵素

 

人が呼吸をしたり、脳で物事を考えたり、身体を動かしたり、

 

汗や尿・便の排泄をしたり、免疫力を向上するなど、

 

すべての生命活動(新陳代謝)を関わっている酵素で、

 

「脳・心臓・胃・腸・肺・血液・皮膚」など、

 

人間のすべての器官・組織に、それぞれ独自の働きを

 

する代謝酵素が存在しています。

 

【体内の消化酵素と代謝酵素の関係】

 

食べ過ぎ、加工(加熱)食品の摂りすぎ、
 
消化の悪い焼き肉や揚げ物などばかり食べているなど、

 

消化酵素を大量に消費するような食生活をしている

 

その分、大量の消化酵素が必要となります。

 

すると、体内の酵素は「消化酵素を優先して作り出す」

 

という性質により、消化酵素が不足すると、

 

当然消化酵素を多く作りだし、

 

代謝酵素に回る酵素が少なくなってしまいます。

 

そうなると、代謝酵素が不足してしまい、

 

免疫力低下をまねき、病気を発症する可能性が高まります。

 

例えば、風邪の時栄養をたくさんつけようとして
 
焼肉を食べたとします。そうなるとさらに消化酵素が

 

必要となり、風邪を治そうとしている代謝酵素が
 
ますます減ってしまい、余計風邪が治りにくくなります。

 

だから、風邪の時には消化しやすいお粥を食べたり、

 

りんごを大根おろしなどですって消化しやすくするなど

 

出来るだけ消化酵素に回す酵素を減らし、代謝酵素に回すように

 

昔の人は、自然としていたのだと思います。

 

ネコや犬など動物を飼っている方はこんな経験がありませんか?

 

動物は体調が悪いと、殆ど食べずにひたすら寝ている光景を

 

目にしたことはないですか?

 

これも実は、酵素を消化酵素にまわさずに、出来るだけ
 
代謝酵素にまわして、早く治そうとする本能が備わっているからです。

★3つ目の酵素「食物酵素」

 

健康のためには消化酵素を節約し、代謝酵素の量を増やすことと、

 

代謝酵素の働きをサポートする栄養素が必要です。

 

そのために、「食物酵素」の力を借りることが大切です。

 

加熱していない新鮮な生の野菜や果物・刺身、
 
また納豆や味噌などの発酵食品に含まれる食物酵素は、

 

消化を助け、体内の消化酵素の無駄遣いに歯止めをかけてくれます。

 

消化酵素が節約されれば、その分、代謝酵素に余裕ができ、

 

新陳代謝や病気の予防、解毒といった営みが活発
 
に出来るようになります。

 

ただし、この酵素には弱点があります。

 

★酵素は熱に弱い

 

生卵に火を通すと、ゆで卵や目玉焼きのように色が変わり、

 

生卵のような流動性はなくなります。

 

酵素もたんぱく質からできているため、熱が加わると変化して、
 
酵素の働きも失われてしまいます。

 

そのため、食物酵素でも、加熱されてしまったものは、

 

酵素の働きも失われてしまいますので、気をつけましょう。

 

加齢によって酵素を合成する能力が低下してくる

 

歳を取るにつれて酵素を合成する力も衰えてきます。

 

そのため、高齢者は消化能力や代謝の力が弱くなって

 

しまいます。

 

また最近では、暴飲暴食、偏った食生活、不規則な生活習慣、
 
ストレス、喫煙などでも加齢に関係なく酵素を消耗させて、
 
合成能力が低下してしまうと指摘されています。

 

このように、酵素は人が生きていく上で必要不可欠な

 

ものですので、体内で作られる酵素で足りない分は、

 

健康維持増進、美容促進、肌荒れ防止など、

 

いろいろな点からも食物酵素をしっかり摂ってください。