こんにちは!

いつもビュティーラボをご覧いただき、

ありがとうございます。

今回、「ビュティーラボ」では、

【むくみ】の原因と対処法って何かある?

というのをご紹介したいと思います。

むくみと聞いて真っ先にイメージするのは

ふくらはぎや顔ですよね・・。

ふくらはぎは事務仕事や立ち仕事で夕方ころになると

パンパンにむくむ・・

顔は朝起きたら顔がパンパンにむくんでいて・・

など、誰もが一度は経験したことがあるかもしれません。

 

では、まず「むくみ」ってまずはどういう状態

なのでしょうか?

血液やリンパの流れが悪くなると、

いつまでも血管やリンパ管に

水分や老廃物がとどまっていられずに、

その結果、血管やリンパ管から水分や老廃物が漏れ出し

細胞と細胞の間のすき間にその漏れ出した

水分と老廃物が溜まり、膨らんだような状態が

「むくみ」と言われるものです。

 

★☆むくみの一般的な症状☆★

 

・ふくらはぎがむくみ、スネを押すとへっこみ、

しばらくもどらない

 
・足がむくみ、靴がきつく感じる
 
・指輪が入らない
 
・寝起きに顔がパンパンに腫れている

 

などがありますよね。

★☆むくみの原因☆★
★その1:血流の低下

 

デスクワークの人が、夕方になると足がパンパンにむくむのは、

 

じっと座りっぱなしで足の筋肉を動かさなかったために、

 

足の血流が低下してしまうためです。

 

じっとしていたらどうしてふくらはぎが

むくみやすいかというと、

 

ふくらはぎの筋肉は本来ポンプの役割を果たしていて、

 

ふくらはぎが収縮することで血液や水分、老廃物を

心臓に送り返しているのですが、動かないことで

そのポンプ機能が働かず、しかも重力の影響で

水分が下にたまってしまいます。

 

★その2:塩分の取り過ぎ

 

塩分もむくみと深い関係があります。

 

1日当たりの食塩摂取目標量の目安は、男性が8g未満、
 
女性で7g未満となっています。

 

実際は平成29年のデータでは、男性が10.8g、女性が9.1gと男女ともに

 

塩分摂取量が多いです。

 

では、なぜ塩分を取り過ぎるとむくむのでしょうか?

 

人間の体には、体内の塩分濃度を一定に保つという機能があります。

 

そのため、塩分をたくさん摂取すると、体の塩分濃度を薄めようと、

 

体内に水分を溜め込み、結果として体が全体的にむくんでしまいます。

 

★その3:お酒の飲み過ぎ

 

お酒を飲み過ぎた翌朝に顔がパンパンにむくんでいたという

 

経験はありませんか?

 

これは血中のアルコール濃度が高くなると血管が拡張して、
 
血管から水分が漏れ出してしまうためです。

 

また、お酒を飲む時は味の濃い食事を一緒に摂るなど、

 

前述した塩分摂取が多くなりがちですね。

 

さらに、飲酒による利尿作用で尿として体内の水分を

出してしまい、アルコールの分解には水が必要なため、

飲酒後には自然と水を飲みたくなります。

 

尿としての排泄を上回る水分を取りすぎると、

むくみを増長することになりかねません。

 

★その4:水の摂取不足

 

前述では、お酒のあとに水分を取り過ぎるとむくむと書きましたし、

 

むくみは水分だから、むくみ防止で水をあまり摂ってはいけないと
思いがちですが、むしろ普段の日常生活では、
 
水をもっと飲むべきだと思います。
出来たら、1日1.5リットルから2リットルは飲む方が良いと
思います。お茶や紅茶、珈琲などではなく、水です。
お茶や紅茶、珈琲などに含まれているカフェインには
 
利尿作用があるので、水分をしっかり摂ったつもりでも
体内にしっかり残ってはくれません。

 

人間の体は60%は水分で出来ています。

 

体が水不足になると、血液もドロドロになってしまい、

 

その結果、血流不足で血管内に停滞した水分が血管外に漏れ出して
しまいむくみます。
血液をサラサラにし、血流を良くするには、
水をしっかり摂るように心がけましょう。

 

★その5:ホルモンの影響

 

女性の場合は、月経周期によるホルモンの影響があります。

 

排卵後に分泌が増えるプロゲステロンという女性ホルモンにより、

 

月経前の時期には体内に水分をため込みやすくなり、

 

その結果むくみやすくなるということもあります。

 

また更年期には、エストロゲンというホルモンの減少によって、

 

女性ホルモンのバランスが乱れ、血管の収縮や拡張をコントロールしている

 

自律神経が乱れ、血行が悪くなるため、むくみが起こることもあります。

★☆むくみの解消法☆★
★血流促進を心がける
その1:朝の洗顔時には温水冷水を使用する
温水と冷水で交互に顔を洗うことで、血管の拡張と収縮を
繰り返し、むくみを解消します。
その2:ホットタオル
タオルを水で濡らして適度に絞り、電子レンジで1分ほど加熱
それを熱すぎないか確認した後に、顔に乗せて温め、
顔の血行を促します。
その3:マッサージ
顔の場合・・すべりのよいクリームを手につけて
マッサージを行います。まずは、顔の中心から外に向かって、
手のひらでやさしくさすります。
次に、耳から首、鎖骨に降りていくようにさすります。
その後、鎖骨の上にあるくぼみを、ゆっくりとさすりましょう。
足の場合・・心臓から遠い部分から近い部分に向けて、
つまり足先から太ももの方に向かって行います。
お風呂で泡立てた石けんでも良いですし、入浴後に
クリームをつけてさすっても良いです。
その4:湯船に浸かる
シャワーだけで終わらせるのではなく、湯船につかり、
体を温めることで、血流を促進しましょう。
カラダを温めるためには40℃以下のお風呂に
15分を目安に入りましょう。
その5:適度な運動
ふくらはぎはポンプ作用があると前述しましたが、
特に足を動かすことを意識して運動してみましょう。
また、筋肉が収縮することにより熱を作り出しますので、
女性はとくに、むくみ+冷えという悩みを抱えている方が
多いと思いますので、ウォーキングや階段の利用などにより、
足の筋肉を動かし、冷えにくい体作りをし、それがむくみ防止
にもつながります。
その6:体を締め付ける服は避ける
きついブラジャーやガードルなど、体を締め付けるものは、
血行を妨げます。
★食事
その1:カリウムの多い食事
体から塩分を排泄する作用のあるカリウム
摂るようにしましょう。
バナナ、りんご、すいか、こまつ菜、
しその葉、ぎんなん、里芋、アボカド、
パセリ、レーズンなど
カリウムが多く含まれている食材です。
その2:塩分控えめ、アルコール控えめ
どうでしたか?
むくみというものの理由や対処法など
分かっていただけたでしょうか?
早速、取り入れていただけたらと思います。