こんにちは!

いつもビュティーラボをご覧いただき、

ありがとうございます。

今回、「ビュティーラボ」では、

【抗酸化】ってよく聞きますが、

これっていったいどういうことなの?

というのを、ご紹介したいと思います!

まずはこの【抗酸化】とは、酸化するのに抵抗する

 

→つまり、体が酸化=さびることに対抗して抑えるということです。

 

鉄が錆びるのは、見たことがあったり、想像出来ますか?

 

それか、リンゴを切って、しばらく放置していると
 
色が変色して茶色くなっているのを見たことありませんか?

 

あれもリンゴが空気に触れて酸化=錆びてしまったんです。

 

これと一緒で、人間の体も酸化、錆びるんです。

 

それに抵抗して防ごうとするのが

 

【抗酸化】ということです。

 

なんとなくでも分かりましたか?

 

体が錆びると聞いて、これは良くないことだと

 

いうのは分かりますよね?

 

これと似た言葉で、【アンチエイジング(抗加齢)】

 

という言葉もよく耳にしますよね。

 

これも加齢していくことは防げませんが、

 

老化する体の現象に抵抗して少しでも老化を遅らせるとか、

 

老化しにくいようなことをしていくことです。

 

抗酸化は、このアンチエイジングにも欠かせません。

 

つまり、錆びにくい体にすれば、老化現象にも
 
抵抗出来るということです。

 

そして、【抗酸化】について知るには、

 

「活性酸素」という言葉も知った方が良いと思います。

 

この「活性酸素」とは、空気には酸素が含まれていて、

 

その酸素を私達は取り入れて生きていますよね。

 

身体に取り込んだ酸素の一部は、他のものと結び付いて

 

高い酸化力(錆びる力)を持つ活性酸素というものに変化します。

 

年齢とともに体は老化しますが、それは活性酸素によって、
 
細胞が錆びていくことなのです。

 

この錆びる、つまり酸化が活性酸素の仕業なのです。

 

活性酸素は絶えず身体の中で作られています。

 

これが蓄積されると、単に老化を早めるだけでなく、

 

がん細胞が増殖したり、動脈硬化を引き起こすなど、

 

様々な病気の原因になっています。

 

でも酸素は必ず取り入れないと生きていけないので、

 

それに抵抗して、この活性酸素の働きを阻止する物質

 

私達の体はしっかりと作ってくれています。

 

これが「抗酸化物質」と呼ばれるもので、

 

この物質の働きのことを「抗酸化力」と言うのです。

 

体内にある抗酸化物質は、

 

酵素、タンパク質、尿酸などがあります。

 

よく知られるビタミンCやビタミンEなどのビタミン類

赤ワインやチョコレートに含まれるポリフェノール類など

抗酸化に役立つ食べ物も数多くあります。

 

そしてそれらは、

 

①活性酸素の発生を抑えるもの

 

②活性酸素の酸化力を抑えるもの

 

③活性酸素の受けた被害を修復するもの

 

といった役割を持っていて、働き方が違うのです。

 

★☆抗酸化力のある食べ物☆★

 

★カラフル食材

 

トマトやキュウリ、ナス、ピーマン、カボチャ

 

などの夏野菜や、ホウレン草、モロヘイヤ

 

などの葉物野菜、スイカやぶどう、ブルーベリー

 

などの果物など、色が濃く鮮やかなカラフル食材は、

 

太陽に照らされても瑞々しく育つカラフルな食材には、

 

紫外線による酸化に負けないような、抗酸化力のある

 

成分がたくさん備わっていると考えられています。

 

★ビタミン類

 

①ビタミンC

 

緑黄色野菜(パプリカ・パセリ・ブロッコリー・青菜類など)

 

フルーツ(キウイフルーツ・いちご・かんきつ類など)

 

②ビタミンE

 

植物油(ひまわり油・やし油・べに花油など)や

 

ごま・アーモンド・ピーナッツなど

 

★ポリフェノール類

 

赤ワイン・コーヒー・緑茶・紅茶など

 

フルーツの場合、皮にもポリフェノールが豊富に含まれているため、

 

皮ごと食べるのがオススメです。

 

コーヒーやお茶は、ペットボトルで販売しているものより、

 

淹れたてのほうがポリフェノールを多く含んでいます。

 

★ハーブ

 

おすすめしたいのが、ローズマリー、セージ、

 

オレガノの3種です。

 

①ローズマリー

 

抗酸化力はトップクラスと言われています。

 

ハーブの世界では「若返りのハーブ」とも呼ばれているほどです。

 

②セージ

 

ローズマリーと並ぶ、抗酸化力抜群です。

 

抗菌、抗真菌、抗ウイルス力もあると言われ、

 

昔から民間療法として口内炎や風邪などの喉の腫れ、

 

痛みなどにハーブティーやうがい薬として用いられて来ました。

 

③オレガノ

 

イタリア料理によく使われるみたいです。

 

気持ちを落ち着かせる働きがあるとも言われ、

 

イライラしたときやリラックスしたいときや、

 

胃腸の機能を整え、消化を促す働きもあると言われているので、

 

胃腸の弱い方や夏バテで食欲がないときなどにも最適です。
そして活性酸素を作り出す要素を減らすことも重要です。
私たちの日常生活には活性酸素を増やす要因があふれています。

①タバコ

タバコを1本吸うと、1日あたりで発生する量の
約10万倍もの活性酸素を体内に生み出してしまう
言われています。
 

②紫外線

皮膚細胞でも活性酸素がつくられるため、
シミやシワの原因となります。
 
③脂肪の摂りすぎ
 
④添加物の多い食品
 

⑤アルコール

アルコールを分解するときに活性酸素が発生します。

 
⑥ストレス
これらは、知らず知らずのうちに活性酸素を体内で作っています
これらをなるべく控えることも必要ですね。
そして意外にも知られていないのが、
⑦激しい運動
なのです。
ウォーキングやジョギングなどの「有酸素運動」
と言われる運動は、その名の通り、酸素を多く使う運動のため、

通常よりも多くの酸素を体内に取り込み、

体内の活性酸素が増加します。

健康に良いと思っての運動もやり過ぎると

体内の活性酸素が増え、酸化しやすい体になってしまうのです。

軽めのウォーキングやジョギングなどがお薦めです。

いかがでしたか?

少しでも【抗酸化】を意識してみたり、

【活性酸素】を減らす意識をしてみては

どうでしょうか?